2018年1月18日
早いもので、1月も中旬になりました。今年はドイツで新年を迎えた為か、頭の切り替えがなかなかできず昨年のまま時間だけが経過している感じです。子供のころお世話になったホームステイ先の方が昨年亡くなってしまい、お墓参りを兼ねて年末から約1週間ミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフ、ケルンなどに行ってきました。久しぶりのドイツでの大晦日や元旦を迎え、日本とは異なる習慣や食生活を思い出しました。
大晦日は、お世話になっていたドイツ人の家族と4時間もかけての夕食に、なんとカナディアン・バイソンのステーキが出てきたので驚きました。初めてのバイソンステーキの味や食感は、我々が普段食している牛肉とは全く違うものでした。帰国前日に招待した日本食レストランで食べた和牛がさらにおいしく感じたように思います。あらためて、日本食のクオリティの高さを感じました。
また、日本食の代名詞でもある「寿司」は、ドイツでも大変な人気です。しかし、近所のスーパーで売られていたテイクアウト用のマグロ寿司が、実はカツオ寿司だったことに大変驚きました!
今回は恩人のお墓参りが一番の目的でしたが、もう一つの目的は現在多くの日本人プレーヤーも所属するサッカーのブンデスリーガの施設やジュニア選手、トレーナーとの交流もそのひとつでした。
昨年新しくなったボルシアMGのスタジアムは衝撃でした! なんと、そのサッカー場は地下50メートル下にグラウンドが作ってあり、6万人収容で立見席が2500席、、日本ではありえない発想です。ちなみに、昨シーズンの試合チケットは全試合完売だったそうです。警察犬と警察が見守る中での試合も多く、日本のプロ野球やJリーグの試合の様子とは全く違う光景です。サッカーの試合を見るのも暴動覚悟の命がけです。特に外国人も多く住むドイツの現状では、以前よりも激しくしくなっていると聞きました。
日本人のマナーの良いことは、世界でも称賛されています。昨年のプロ野球日本シリーズの動画を見せてみたところ、「なんでみんな椅子に座っているのか?」と真面目に質問されました! 椅子は座るものですよね~??
また今回は、世界でも珍しい速度無制限(一部規制有り)の高速道路であるアウトバーンを走る為に、国際免許も取得していきました。ホームステイ先で念願のポルシェカレラを貸していただき、真冬のアウトバーンを時速200キロで疾走してきました!! にもかかわらず、後方からのパッシングを受け追い抜かれてしまいましたが・・・。 勿論、日本とは反対の右側通行なので違和感はあります。ちなみに、アウトバーンはどこまで行っても無料です。
また、デュッセルドルフにある母校の日本人学校(JISD)も訪問し、とても懐かしい時間も過ごせました。
今回のドイツ訪問では、改めて習慣の違いや文化の違いを感じました。しかし、他人をお思いやる気持ちや、人として大切なことはドイツでも同じなんだと再確認できたことが一番の収穫でした。
今年も健康に気をつけながら、頑張っていこうと考えています。