2014年12月12日

 甲子園!といえば、やはり高校野球を連想してしまいますが、実は12月14日(日)阪神甲子園球場において、アメリカン・フットボールの学生日本一決定戦が行われます。アメフトは、九州ではあまり盛んなスポーツではありませんが、関西や関東では箱根駅伝と同じようにカレッジスポーツの花形競技のひとつであり、甲子園球場は選手にとては高校球児同様、聖地でもあります。毎年、特設スタンドを設置しますが、満員の観客でスタンドは埋め尽くされます。
 今回は我が母校、「日本大学フェニックス VS 関西学院ファイターズ」です。この組み合わせは、アメフトファンなら誰もが知っている西の関学、東の日大と言われる程の伝統の一戦です。プロ野球に例えると、巨人×阪神戦とまでは大げさかもしれませんが、過去何十年にわたる因縁の対決である事は間違い有りません。しかも私自身、在京中に日本大学フェニックスの専属トレーナーとして日本一を経験させて頂いた経緯もあり、毎年この時期になると血が騒ぎます。
 この大会の勝者は学生王者として、来年のお正月に行われる全日本選手権の「ライスボウル」で、社会人日本一のチームと真の日本一を争う事になります。興味を持たれた方は、是非テレビで観戦してみて下さい。最後に、タイトルを見て甲子園ボールではなく、ボウル??と思われた方もいらっしゃったのでは??実は、アメリカでのフットボール専用球場は、すり鉢場の形をしている事からBALLではなくBOWLなんです。ちなみに、アメリカ・NFLのファイナルもスーパーボウルですよね!!



2014年11月27日

 先日の連休に、久しぶりに長距離運転しました。関門橋を渡り順調なクルージングでした。連休という事もあり、多少の渋滞はありましたが、下り斜線に比べれば許容範囲でした。目的の用事も終わり、無事戻りましたが・・・腰椎分離症を持つ腰が・・・・。筋力低下か、久しぶりの運転のストレスが原因か??スピードの出しすぎか??
 どこか、良い治療をして頂ける所はないものか・・・。最近サボっていた筋トレを再開しないといけませんね~。



2014年10月17日

 現在、長崎県では国民体育大会が開催されています。台風の影響もありましたが、その後は順調に行われています。私も色々な選手のケアーや治療で忙しい毎日ですが、明日からはもっと忙しい週末になりそうです。
 当院のある佐世保市では、明日から少年女子バレーボール(九州文化学園)が始まります。春高バレー優勝に続き、国体優勝のタイトル奪取に期待したいと思います。他にも、現広島東洋カープ今村 猛投手の弟君(賢)率いる軟式野球競技も始まります。昨日もケアーさせて頂きましたが、昨年はおしくも準優勝でしたので今年は是非優勝して欲しいと思っています。
 余談になりますが、明日佐世保球場で行われる予定の軟式野球競技の始球式に当院でもサポートさせて頂いている、2014ミスユニバース日本代表の辻 恵子さんが登場予定です!!空手の九州チャンピオンという経歴の持ち主でもある辻さんなので、回し蹴りでもして投球するパフォーマンスなど期待しています!!長崎県代表チームの選手の皆さんの活躍も期待しています。



2014年10月1日

 先日、クリス・ハートの歌声を聞きに行って来ました。やはり、思った通りの素晴らしいミドルボイスに聞き惚れてしまいました。超満員の観客の中にいることを忘れてしまうくらいのインパクトでした。まさに、本物!!という感想です。あっという間の時間が過ぎ、花火を見て余韻に浸りながらの帰路はとても幸せな気分でした。ところが次の朝、背中とふくらはぎの筋肉に軽い痛みと疲労感を感じました。特に運動もしていないのに・・・・・前日のコンサートでの長時間の立ったままの姿勢や、背伸びをしたりした事が原因によるものと思われます。普段あまり使う事のない持久系の筋肉にストレスがかかったのでしょう。なんとも情けない話です・・・。人間の筋肉は大きく分けると、瞬発系の動きに使われる筋肉(速筋)と持久系の動きに使われる筋肉(遅筋)に分ける事ができます。今回は、その持久系の筋肉疲労が痛みの原因という事になります。しかし、周りにいた若い方たちはなんともないんでしょうね~!?



2014年9月22日

 先週末来院の患者さん、特に思い当たる原因もないのに、手の甲に強い痛みと腫れがありました。空手の経験者ですが、特に練習で接触した記憶もなく・・・・・・。外見は骨折していてもおかしくない程の腫れです。エコー画像でも骨に異常があるようには見えませんでした。そうなると、感染症など細菌性の腫れの可能性が考えられます。そこで、病院に行って頂いた結果、やはり診断名は蜂窩織炎でした。抗生剤と鎮痛剤を処方して頂き、固定をして来週再診という事になりました。蜂窩織炎・・・あまり聞いた事のない病名だと思いますが、時々遭遇する病気です。他にも、特に原因もなく脇腹の痛みで来院の患者さん、水疱様なものがあったので検査をお願いしたところ、やはり帯状疱疹でした。その他、痛風やリウマチなど原因のはっきりしないものに関しては、やはり内科的な疾患も視野に入れ、慎重な判断が必要だと思いました。



2014年9月12日

 テニスの錦織選手が、全米2位という快挙を成し遂げた事は記憶に新しいところですが、これまでの日本では欧米に比べると競技人口が少ない為か、テニスの話題がマスコミやメディアに取り上げられる頻度は、他のスポーツに比べやや消極的だったように思います。しかし、今回の錦織選手の大活躍により、競技人口の増加と注目度は一気に加速し、全国のテニススクールに通う人は、子供たちを含め増加する事は間違いないでしょう。当分の間、松岡修造さんも大忙しでしょうね。
 お金の話で申し訳ありませんが、スポンサーのユニクロが錦織選手に1億円のボーナスを支給するという報道がありました。しかし、テニス熱の高い海外での全米2位と、テニス熱があまり高くない日本では、その評価の基準に多少の温度差があるように思えるのは私だけなのでしょうか?100年に1人の逸材、日本人としては勿論ですが、アジア人初の世界2位!!その注目度や世界に及ぼす経済効果は計り知れないものがあると思います。ユニクロのシャツを着て毎回4時間以上の宣伝をしたことに対して、1億円という金額は大金であることには間違い有りませんが・・・もう1桁ゼロが付いていても・・・と思ってしまいます。ユニクロさん余計なお世話、ごめんなさい。
 いずれにせよ、日本人として世界にその名を轟かせた錦織圭選手に、乾杯!!今後の活躍に期待したいと思います。



2014年9月6日

 石川 遼、松山英樹、宮里 藍などのスター選手の登場で、ジュニアゴルファーの数は、年々増加傾向にあります。それに伴い、アマチュア選手のプロトーナメント優勝など、競技人口の増加と共に才能あふれる若い選手も増えてきました。
私の住む長崎県佐世保市にも将来プロを目指すジュニアゴルファ-がいます。佐世保市立崎辺中学2年生の池田悠希君です。先日行われたジュニア(12~14歳)の全国大会でも優勝しました。とても素直な元気な中学生です。治療等の関係で、時々ラウンドもご一緒させて頂きますが、あまりにもレベルが違いすぎて、参考どころか驚く事ばかりです。思わず観客の立場になって「ナイスショット!!」と言っている自分に「はっ」としてしまいます。私には一生出す事のできないスコア-の連発に、おじさんゴルファーはため息が出るばかりです。ちなみに、池田君の優勝スコア-は66.70.71でした。2位に7打差、3日連続のアンダ-パ-でした。
 今年の初めに、現広島東洋カープ今村 猛選手を交えラウンドした時に「ボールの捕らえ方が、ス-パ-中学生ですね!」と言っていた事を思い出しました。これからの成長を楽しみに、体のケアーも含め応援させて頂こうと考えています。おじさんゴルファーも、ケガをしないように頑張りまーす。



2014年8月30日

バスケットボールやバレーボール選手の様に、急激なターンやジャンプを繰り返したり、長い距離を走るマラソン選手が、スネの骨や足の甲の痛みを訴える事があります。この様な症状は、ほとんどが繰り返し動作や衝撃によって骨自体に炎症(骨膜炎)が起こる為に発生する痛みです。放置しておくと、痛みの増大と共に骨の炎症が進行し、最終的には骨が折れてしまいます。これを一般的に疲労骨折といいますが、スポーツによっては足だけでなく、腰の骨や手首の骨などに発症する事もあります。別の表現で言うと、金属疲労に似ていて数日前の検査では異常を認めなかったが、金属部分に亀裂が入り事故が起きてしまいました・・・・。というような事に似ています。今年の箱根駅伝でも、走っている途中で骨折してしまい、大会を棄権した大学もありました。疲労骨折は、初期の診断に加え適切な治療と休養が重要だと思います。体は、休ませる事により修復し成長します。休養を怖がらず、負傷しているところに負担を掛けないような練習メニューを考えるなど、工夫が必要です。



2014年8月23日

 当院には、色々なスポーツ選手の方が来院します。年齢もレベルもさまざまです。プロ選手やベテラン選手もいれば、ちびっ子もいます。全国大会やプロを目指している選手もいれば、健康維持のために運動している方もいます。痛みはあるけど、週末の大会に出たい!ギックリ腰になったけど取引先との約束があるので、どうしてもゴルフに行かなければならない!など、皆さんの要望もさまざまです。最近では、病院で安静固定が必要と言われギプスを巻かれたが、試合があるので固定を外してもらえないか・・・などなど、難しい要望もありました。治療家としては、より良い回復と早期復帰がベストであることはわかっていますが、現実はなかなか理想通りにはいきません。むしろ、そうでない事の方が多い気がします。出来るだけ、選手の要望に答えられるよう、新しい事にも取り組み頑張っていこうと考えています。今日も、営業前にジュニアの大会に行き、テーピングをしてきました。これ以上、悪化しないようにと願いながら。



2014年8月19日

 先日、×9回目の誕生日でした。誕生日を喜ぶような年齢ではありませんが・・・今年も、ドイツからのプレゼントが届きました!!中身はともかく、帰国した年から一度も欠くことなく誕生日の2~3日前に届きます。しかも、誕生日だけでなく、クリスマスにも・・・・。父との商売上の取引があったとはいえ、30年以上もの間なかなか続けられる事ではありませんよね。勿論、こちらからもクリスマスプレゼントを贈ったり、お礼の電話で話したりはしていますが・・・ドイツ滞在中は本当の息子のように、時には厳しく、時には優しく接してもらい大変有意義な少年期を過ごすことができました。感謝しても感謝しきれない程です。「義理人情」という、日本独特の文化がありますが、彼らには日本人以上にそれを感じずにはいられません。
 先日行われたサッカーワールドカップをみても、優勝したドイツ代表チームの強さの秘訣は肉体的なものも勿論ですが、精神的な強さを感じました。「ゲルマン魂」という言葉もありますが、どこか日本的な雰囲気もあった様に思います。見た目にも、きちっとした髪型でモヒカンもいない、ユニフォームやストッキングも乱れていない、ファールも少なくフェアプレー精神に満ち溢れ・・・・厳格な国民性が現れていました。そのドイツ代表に、少し前の日本を感じたのは、私だけだったのでしょうか?熱戦が繰り広げられている甲子園球場で、一心にボールを追う高校球児をみると、どこかホッとしている今日です。