2020年8月21日

今年の夏は高校球児にとっても、特別な夏になりました。一度は絶たれた甲子園の夢も、高野連の粋な計らいで、一試合だけではありましたが夢をかなえることが出来ました。
そんな甲子園のグラウンドに、2名の佐世保出身の選手が立っていました。親元から遠く離れた場所で努力を続ける姿に感動を覚えました。
小学生の頃に治療していた事を思い出すと、見違えるような選手に成長していました!喜ばしい限りです。
スタンドで見守るご両親も、逞しく成長する息子さんの雄姿にきっと感動し、涙されたことと思います。
おそらく、スタンドで見守る全ての選手のご家族がそうであった事でしょう。

そんな中、各県では夏の甲子園大会予選の代替え大会も開催されました。長崎県では、監督就任3年目の清水監督率いる大崎高校が初優勝を飾りました。
残念ながら甲子園でのプレーはできませんが、3年間の厳しい練習に耐え努力した選手の自信と監督のプライドを感じました。

当院でも大崎高校野球部の選手のケアーをさせて頂いておりますが、寮生活の為に通院の際のご家族の送迎などのバックアップも本当に大変であったと思います。しかし、それもこの優勝によって報われたのではないかと思います。
3年生のご父兄の皆様や関係者の皆様には、本当にご苦労様でしたとお伝えしたいと思います。

コロナ渦において、様々な生活様式の制限や変化が起きています。それは日本だけでなく世界中が同じ状況に置かれています。
世界中の人が、早く以前のような生活に戻れることを心から願っています。そして、スポーツの世界も、以前のような状態に少しでも早く戻れるよう願っています。
そして、来年の東京オリンピック・・・。開催されることを祈ります。